「目の前の人を助けることができる」人の為に活躍する職種の場合

介護福祉士

介護福祉士は、「人の役にたちたい」と思う人の注目を集めています。誰の目から見ても、人の役にたてそうなお仕事ですよね。やることといえば、利用者さんの食事・入浴・排泄などの介助。日常生活を支援し、できなかったことをできるようにサポートしてあげることです。仕事をしている間中、役に立ちっぱなし。利用者さんだけでなく、そのご家族の役にも立っています。家で全部をサポートするのは至難の業。手が回らないことを施設で行うので、家族にとっても有り難い存在なのです。利用者さんからの「いつもありがとう」という言葉や顔からこぼれそうなほどの笑顔が、介護福祉士として働く人の心の支えとなります☆

心理カウンセラー

心理カウンセラーは、「誰かの役にたつ仕事をしたい」と考える人に人気の資格です。仕事はクライアントさんの心に寄り添って、抱えている悩みを解決するサポートを行うこと。カウンセリングを始めるときには辛そうな顔をしていても、終わるときに軽やかな表情に変わっていると嬉しくなります。「辛かったけど、話を聞いてもらったことで自分の心の奥底で考えていることが分かった」「今日は泣くことができてスッキリした」「今まで気付かなかった感情や周りの様子が見えてきた」など、カウンセリング終了後に出てくる感想はさまざま。そっと心に寄り添ったことで、ほんの少しでも希望の光を目にしてもらえたら「役にたてた」と実感できるのです。

消防士

消防士が達成感を感じる瞬間は、困っている人を助け出せたとき。火事・災害・急病など、出動するときは、困って困ってどうしようもない状態です。そんなときは、消防士が駆けつけるだけで安心してもらえます。しかし、駆けつけたあとの活動が何よりも大切。火事や自然災害は、そこに住んでいる人の大切なものを1秒ごとにどんどん奪っていくものです。だから被害を最小限に食い止めたい一心で頑張ります。活動を終えたときは達成感を感じますが、それ以外に火事の場合は、燃えてしまった家を見る何ともいえない気持ちに包まれるもの。終えたときよりも、住民の方から感謝の言葉を伝えていただいた瞬間や、人命救助を無事にできたときの方が強い達成感を感じるものです。